とうもろこしの薬膳効果とは?体質別の食べ方とおすすめ組み合わせ

梅雨のジメジメ、不調を感じやすい時期ですよね。
むくみ・だるさ・熱っぽさ…。それ、実は「余分な水分」や「熱」が原因かも?

そんな時期にぴったりな薬膳食材がとうもろこしなんです♪

今回は、薬膳の視点からみたとうもろこしの効能や、体質別のおすすめレシピ、今すぐ取り入れられる食べ方まで詳しくご紹介します。

目次

とうもろこしの旬はいつ?おいしく薬膳に取り入れるタイミング

とうもろこしの旬は6月~8月ごろ
ちょうど梅雨〜真夏にかけて、スーパーでもよく見かける時期ですね。

薬膳では「身土不二(しんどふじ)」という考えがあり、
その土地で、その季節に採れたものが最も体に良いとされます。

つまり、梅雨〜夏に採れるとうもろこしは、この時期の不調にぴったりの薬膳食材というわけです。

とうもろこしの薬膳的な効能3選

薬膳の視点からみたとうもろこしの主な効能はこちら!

  1. 胃腸を整える
     →食欲不振や夏バテ予防に。エネルギー(気)をつくる基本。
  2. 余分な水分を外に出す
     →むくみ、重だるさ、湿気による不調に◎。
  3. 体内の余分な熱を冷ます
     →のぼせ・熱感・ニキビ・黄色い痰などの熱症状におすすめ。

熱性でも寒性でもなく、中性の性質なので、どんな体質の人にも取り入れやすいのも魅力です♪

とうもろこしの性味と帰経・薬膳的効能

薬膳では食材の「性味(せいみ)」と「帰経(きけい)」で体への働きを分類します。
ちょこっと専門的ですが、食材効能分析をみてみましょう^^

項目働き
五性(ごせい)
五味(ごみ)
帰経(きけい)大腸胃
効能調中、和胃、利水、清熱、消腫、瀉下
  • 五性・・身体をあたためたり冷やしたりする働きのこと
  • 五味・・おおよそ食材のもつ味のこと。それぞれの味によって働きがある
  • 帰経・・どの臓腑に強く働きかけるかを表すもの
  • 効能・・食材のもつはたらきのこと
詳しい食材分析の見方について

薬膳では、
”季節と自分に合う食材を選ぶことが健康の秘訣”と言われています。

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とうもろこしが合う体質3タイプ|こんな人におすすめ!

① むくみやすい・湿気に弱い人

梅雨から夏にかけて「なんだか体が重い」「頭がぼーっとする」「足がむくむ」
そんな風に感じる方は、体内に湿気(湿邪)が溜まりやすいタイプかもしれません。

この時期は湿度が高く、体内の水分代謝が滞りがち。
すると余分な水分が体内に溜まり、むくみやだるさの原因になります。

とうもろこしは、利水作用(体の余分な水分を外に出す働き)を持っているので、
まさにこうした症状にぴったりの食材なんです。

私は一年中、湿気をため込みやすいので水分代謝は常に気を付けて食材を選ぶようにしていますよ♪

② 疲れやすい・夏バテしやすい人

「朝からなんだかやる気が出ない」「すぐに疲れて横になりたくなる」
それは、もしかすると“気”=エネルギー不足かもしれません。

薬膳では、気の源は胃腸にあるとされています。
つまり、胃腸の調子が悪くなるとエネルギーが作れず、疲れやすくなってしまうのです。

特に梅雨や雨の多い時期は湿気により胃腸が弱くなりやすくなります。

とうもろこしには、胃腸の機能を整える力があります。
だからこそ、疲れやすい方、夏バテしやすい方にはとってもおすすめです♪

③ 熱がこもりやすい人

「顔がのぼせる」「吹き出物が出る」「痰や鼻水が黄色い」など、
体の中に“熱”がこもっているサイン、見逃していませんか?

この「内熱(ないねつ)」の状態を放っておくと、炎症やニキビ、のぼせなどが悪化することも…。

とうもろこしには、体の中の余分な熱を冷ましてくれる作用があります。
特に暑さで体に熱がこもりがちな今の時期には、冷やしすぎずに熱を下げてくれる絶妙なバランスの食材です♪

私は、熱がこもりやすいタイプなので
こういう「熱」をケアする食材をこまめに取り入れるようにしていますよ^^

薬膳的おすすめの組み合わせ|とうもろこし×相性の良い食材で効果倍増!

① 枝豆

消化を助け、むくみを改善。同じ時期が旬で相性抜群!

▶おすすめ:枝豆×とうもろこしの混ぜご飯/サラダ

② トマト

体の熱を冷ます夏野菜。のぼせ・ニキビが気になる人に。

▶おすすめ:トマトスープ×とうもろこし/冷製パスタにも◎

③ シソ(大葉)

体を温めつつ巡らせる香り食材。梅雨冷え・胃腸の弱りにも。

▶おすすめ:とうもろこし×シソの混ぜご飯/おにぎりに◎

とうもろこしの簡単薬膳レシピ|毎日の食卓に取り入れる方法

● 蒸しとうもろこし


食べやすい大きさに切ったとうもろこしを蒸籠で10〜13分蒸すだけ。
素材の甘みをそのまま楽しめます。
そのままでもおいしいし、塩だけでシンプルに食べても◎。

子どもにも人気ですよ♪

● 塩麹とうもろこしご飯

【材料】
・とうもろこし 1本(生でも冷凍でもOK)
・お米 2合
・塩麹 大さじ1〜2

【作り方】
①とうもろこしの実を包丁でそぎ落とす
②炊飯器に米・水・塩麹・とうもろこしを入れて炊くだけ!

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まとめ|旬のとうもろこしを薬膳で楽しもう!


とうもろこしは、胃腸ケア・むくみ対策・熱冷ましと梅雨〜夏にぴったりの薬膳食材です。

しかも、冷凍でもOKだから気軽に続けやすいのが魅力。
サラダやごはん、スープにもアレンジ自在です。

ぜひ、今だけの旬の味わいをお楽しみください。

さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございました。
薬膳はむずかしそう…と感じるかもしれませんが、季節の食材を楽しむことから始めてOK!

とうもろこし、今年はどんなふうに食べてみたいですか?
あなたの食卓にも、ぜひ薬膳の知恵を少しずつ取り入れてみてくださいね♪

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