今日は、2024年12月21日から1月4日までの「冬至」について詳しくお話しします。
この時期は、一年で昼が最も短く、夜が最も長くなる特別な節気です!
「冬至に気をつけたい不調と対策」「おすすめの食材」「冬至を楽しむ生活のポイント」について、詳しくまとめました♪
季節に寄り添う暮らしは最高の健康法です♪
日常生活に役立てていただき、寒さの中でも健やかに過ごせるヒントを見つけてくださいね!
冬至はどんな時期?
冬至は、「陰気が極まる」とされて、この辞意を超えると少しずつ陽気が増え始める大切な転換期です。
一年で最も昼が短く、夜が長いため、体感的にも「冬本番」を迎えたような厳しい寒さを感じる時期です。
- 陰気が極まる時期
この時期は、体内のエネルギーが少なくなり、特に陽気が減少します。
そのため、身体が冷えやすくなり、免疫力も低下しやすい状況です。 - 年末年始の行事が続く
クリスマスや大晦日、お正月などのイベントが続き、生活リズムが乱れがち。
楽しいイベントが目白押しの一方で、疲れも溜まりやすい時期です。 - 体への負担が大きい
寒さが厳しくなるこの時期は、身体への負担が大きく冷えによる様々な不調が出やすくなります。
冬至を過ぎると陽気が少しずつ戻り始めますが、
それまでは「補陽益腎(陽気を補い、腎を守る)」を意識して過ごしましょう。
しっかりと養生をすることで、次の季節をより健康的に迎える準備が整います!
冬至に起こりやすい不調と対策
ヒートショックに注意
冬の寒暖差による「ヒートショック」は、特に高齢者や高血圧、糖尿病、肥満型、睡眠不足の方に多く見られます。
たとえば、暖かい部屋から寒い脱衣所、そして熱い湯舟に入るといった温度差で、心臓や血管に大きな負担がかかります。
ヒートショックを防ぐポイント5つ
- 脱衣所を暖房で温めておく
- お風呂の温度は41度以下にする
- お湯を沸かすときはお風呂のフタを開けておく
- 入浴前に水分を摂る
何かあったときのために、家族に「お風呂に入るね」と伝えておくのも大切!
陰気が極まるこの時期は、「陽気」のかたまりでもある五臓「心」に負担がかかります。
寒さによる動悸や胸の圧迫感、不安感も起こりやすいので、心疾患の既往歴がある方は併せて注意が必要です!
紅茶、カカオ、ひじき、棗、ジャスミン、いわし、牡蠣、帆立、アーモンドなど
体温が下がる
この時期は基礎代謝が低下し、体温が下がりやすくなります。
冷え対策
- 厚手の靴下やインナー、重ね着で、貴重な身体の熱を逃がさないようにする
- 湯たんぽや電気毛布で暖かくする
- お風呂ではシャワーだけでなく湯舟に浸かる習慣をつける
冷えは免疫力の低下や血行不良につながるので、まずは外からの保温対策をしっかり行いましょう!
生姜、ねぎ、にんにく、シナモン、羊肉、えび、まぐろなど
白髪が目立つ
腎の衰えが進むと、白髪が増えるといわれています。
特に女性は42歳、男性は48歳を目安に白髪が目立ち始めますが、それ以前から増えている場合は老化が早く進んでいるサインです!
腎は寒さに弱く、冬に弱りやすいので白髪も増えやすい時期。
しっかりと腎を補いましょう!
腎を補う習慣
- ウォーキングやスクワットで足腰を鍛える
- 耳の血行をよくするために、耳マッサージを行う
- 冷えを防ぎ、十分な睡眠をとる
さつまいも、山芋、黒豆、にら、枝豆、ブロッコリー、モロヘイヤ、栗、くるみ、黒胡麻、うなぎ、えび、鶏肉など
冬至におすすめの食材
ワカメ
ワカメは腎を補い、むくみを解消し、痰を消す効果も期待できる食材です。
薬膳では「形が似ている食材はその部分に良い」と考えられていて、ワカメは髪に似ていることから養毛作用も期待されています♪
身体を冷やすから、温める食材と一緒に食べたりスープなどで温めて食べるのがおすすめです◎
かぼちゃ
冬至といえばかぼちゃ!
温性のかぼちゃは身体を温める力があり、胃腸の働きを助けてくれます。
消化が良く、エネルギー補給にもぴったりです♪
肺を潤す働きもあるので、空咳や風邪などにも◎
我が家は最近、カレーにかぼちゃを入れています♪
スパイスもからだを温めて巡りをよくしてくれます。
シナモン
身体を温める作用が非常に強いシナモン。
冷えを解消してくれます♪
漢方薬にもよく使われているほど優秀な食材です!
100均でパウダーが売っているので、紅茶やコーヒーにひとふりするだけでも気軽に取り入れられますよ◎
ただし、温める力が強いので高熱の時や、炎症症状(ニキビや吹き出物)、黄色い鼻水や痰の時は取りすぎ注意です
冬至の生活のポイント
身体を冷やさない
冷えは万病のもとと言われるくらい、危険です!
特にヒートショック対策として、脱衣所やトイレを暖める工夫を忘れずに。
お風呂に入る際は、湯舟にしっかり浸かることで全身を温めましょう。
また、寒さが厳しい日には湯たんぽや電気毛布を活用し、寝るときも身体を冷やさない工夫をしましょう◎
飲み物の飲みすぎに注意
温かい飲み物でも、摂りすぎると、結果として身体の熱を奪って尿として排出されます。
適量を心がけ、飲みすぎないようにしましょう。
また、冷えたビールや冷たい飲み物は避けるのがベストですが
楽しい時間を楽しむのも養生の1つ。
楽しいイベントを楽しんでも不調にならないようにするには、普段からの養生が大切ですね♪
新しいことに挑戦
中医学では冬は内向きの季節ともいわれ、勉強や読書に適した時期です。
この機会にセミナーや講演に参加したり、新しい趣味や習い事を始めるのも良いですね♪
この時期のイベント
ユズ湯
柚子の香りにはメンタルを安定させ、気の巡りを良くする作用があります。
湯舟に浮かべてリラックスしながら、心身を整えましょう。
餃子
中国では、耳の凍傷を防ぐために生まれた養生食として親しまれています。
羊肉や唐辛子など、冷え対策の食材が使われているのが特徴です。
クリスマス、大晦日、お正月
イベントごとが多い冬至の時期は、疲れが出やすかったり胃腸にも負担がかかる時期。
でも、この時期はこの時期で「食べたいものを食べる!」というのが私のモットー笑
そのためには、普段の養生で胃腸を整えたり、イベント後には消化に良い食事を心がけたいですね♪
さいごに
冬至は、心と体を整えながら新しい年を迎える準備の時期です。
忙しい中でも、少しの工夫で寒さや不調に負けず、健やかな日々を過ごしましょう♪
今年の冬至は、ぜひこの記事を参考にして、暖かく快適な冬をお楽しみください!
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