
最近、こんなことはありませんか?
「病院に行くほどじゃないけど、なんだか毎日しんどい」
「疲れ・冷え・むくみ…体の不調が、なかなか良くならない」
実はその不調は、あなたの「体質」にまだ合ったケアができていないだけかもしれません。
薬膳では、こうした「なんとなく不調」を体からのサインととらえて、
気・血・水(きけつすい) という3つのものさしで体質を見分けていきます。
※私は水ではなく「津液」で学んだため、「津液」と呼びますね。
この記事では、あなたが6タイプのどれに近いかがわかるセルフチェックと、
タイプ別に「スーパーで買える食材でできる整え方」まで、
薬膳インストラクターの私がやさしく解説しますね♪
むずかしい知識はいりません。まずはぜひ、自分の体質を知る第一歩にしてください♪
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気血水の「6タイプ」で自分の不調がわかる
先に答えからお伝えしますね。
薬膳では、体を「気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)」の3つで見ます。
この3つのどれが「足りないか」「滞っているか」で、体質は大きく次の6タイプに分かれます。

| タイプ | ひとことで言うと | 出やすい不調 |
|---|---|---|
| ① 気虚(ききょ) | エネルギー不足 | 疲れやすい・風邪をひきやすい |
| ② 気滞(きたい) | エネルギーの渋滞 | イライラ・お腹や胸の張り |
| ③ 血虚(けっきょ) | 血の栄養不足 | 乾燥・眠りが浅い・立ちくらみ |
| ④ 瘀血(おけつ) | 血の巡りの滞り | 肩こり・くすみ・生理痛 |
| ⑤ 陰虚(いんきょ) | 潤い不足 | ほてり・のぼせ・から咳 |
| ⑥ 水滞(すいたい) | 水の滞り | むくみ・体の重だるさ |
「私はどれだろう?」と思いますよね。
このあとセルフチェックをご用意したので、まずは今の自分の「現在地」を知ることから始めましょう。
自分のタイプがわかると、何を食べればいいかが自然と見えてきますよ♪
そもそも「気・血・津液」とは?体をつくる3つの柱
セルフチェックの前に、「気血水」をかんたんに説明させてくださいね。
中医学(薬膳のベースになっている中国の伝統医学)では、私たちの体は次の3つでできていると考えます。

- 気(き)…目に見えないエネルギー。体を温めたり、動かしたり、免疫を守るパワー
- 血(けつ)…血液とその栄養。全身に栄養とうるおいを届けるもの
- 水(すい)…血以外の、体の中のすべての正常な水分(「津液(しんえき)」とも呼びます)
この3つが「ちゃんと足りていて」「スムーズにめぐっている」と、不調のない元気な状態でいられます。
逆に、どれかが足りなくなる(不足)か、流れが止まる(滞り)と、体にサインが出てくるんですね。これが不調の正体です。
💡 プロからの豆知識
「気血水」は「気血津液(きけつしんえき)」とも呼ばれます。水=津液なので、意味は同じ。この記事では、わかりやすい「気血水」でお話ししていきますね。
そして、大事なことをひとつ。
この気血水は、胃腸(薬膳では「脾(ひ)」といいます)が食べ物から作り出しています。だから、どのタイプの人も「胃腸を大切にする」のが整え方の土台になります。ここは最後にもう一度触れますね。
【セルフチェック】あなたはどのタイプ?気血水6タイプ診断
それでは、あなたのタイプを見ていきましょう。
各タイプで当てはまる数が多いものが、あなたの今の体質に近いタイプです。スマホでこのページを保存しておくと、あとで見返せて便利ですよ♪
▼以下より一度チェックしてみましょう!
① 気虚(エネルギー不足)タイプ
- 朝起きるのがとにかくつらい
- 疲れやすく、すぐ横になりたくなる
- 風邪をひきやすい/胃腸が弱い
- 声が小さめ、または話すと疲れる
② 気滞(エネルギーの渋滞)タイプ
- イライラしやすく、ため息が多い
- お腹や胸が張った感じがする
- 気分の浮き沈みが激しい
- のどに何かつまった感じがすることがある
③ 血虚(血の栄養不足)タイプ
- 肌や髪がカサカサ・パサパサする
- 夜の眠りが浅く、すぐ目が覚める
- 立ちくらみ・めまいがしやすい
- 顔色が白っぽい/爪が割れやすい
④ 瘀血(血の巡りの滞り)タイプ
- 肩こり・頭痛が慢性的にある
- 顔色や唇がくすみがち
- 生理痛が重い/経血にレバー状のかたまり
- あざができやすい
⑤ 陰虚(うるおい不足)タイプ
- 手足がほてる・のぼせやすい
- 口や喉が渇きやすい/から咳が出る
- 寝汗をかく
- 便がコロコロして乾燥ぎみ
⑥ 水滞(水の滞り)タイプ
- 夕方になると足がパンパンにむくむ
- 体が重だるい/雨の日に不調が出やすい
- 胃がぽちゃぽちゃする感じがある
- 舌のふちに歯型がついている
いかがでしたか?
「これ、私のことかも!」というタイプは見つかりましたか?
複数当てはまった方も大丈夫。それについては後で説明しますね。
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気血水タイプ別の特徴と、整える食べ物
自分のタイプがわかったら、次は「何を食べればいいか」です。
むずかしい漢方の食材は使いません。ぜんぶスーパーで買えるものだけをご紹介しますね♪
(各タイプの詳しい食べ物リストは、順次くわしい記事でも解説していきます)
① 気虚タイプ|「気」を補う食べ物
エネルギー(気)が足りていないタイプ。気を補う食材で、体の元気をチャージしましょう♪
- おすすめ食材:山芋・かぼちゃ・じゃがいも・お米・鶏肉・きのこ・なつめ
- なぜ効くの?:これらは薬膳で「気を補う」働きがある食材。
胃腸をやさしく元気にして、エネルギーを生み出す力を助けてくれます
👉 [気虚タイプの食べ物リストはこちら(準備中)]
② 気滞タイプ|「気」を巡らせる食べ物
エネルギーが渋滞して、イライラや張りが出るタイプ。香りで巡らせる食材がおすすめです♪
- おすすめ食材:みかん・グレープフルーツ・セロリ・三つ葉・しそ・ミント
- なぜ効くの?:柑橘や香味野菜の「良い香り」には、滞った気を巡らせる働きがあります。
イライラした日は、温かい柑橘やジャスミン茶でひと息つくのがおすすめ
👉 [気滞タイプの食べ物リストはこちら(準備中)]
③ 血虚タイプ|「血」を補う食べ物
血の栄養が足りず、乾燥や眠りの浅さが出るタイプ。血を補う食材でうるおいをチャージしましょう♪
- おすすめ食材:ほうれん草・小松菜・にんじん・赤身肉・レバー・黒ごま・クコの実・なつめ
- なぜ効くの?:色の濃い野菜や赤い食材、黒い食材は、薬膳で「血を補う」代表選手。
貧血ぎみの子育て中ママにも心強い味方です
👉 [血虚タイプの食べ物リストはこちら(準備中)]
④ 瘀血タイプ|「血」を巡らせる食べ物
血の巡りが滞って、肩こりやくすみが出るタイプ。巡りを良くする食材を!
- おすすめ食材:玉ねぎ・青魚(さば・いわし)・納豆・お酢・黒きくらげ・らっきょう
- なぜ効くの?:玉ねぎや青魚には、血をサラサラ巡らせる働きがあると考えられています。
デスクワークや運動不足で巡りが滞りがちな方に
👉 [瘀血タイプの食べ物リストはこちら(準備中)]
⑤ 陰虚タイプ|「うるおい」を補う食べ物
体のうるおい(水)が不足して、ほてりや乾燥が出るタイプ。潤す食材でクールダウン♪
- おすすめ食材:白きくらげ・豆腐・豆乳・れんこん・梨・白ごま・はちみつ
- なぜ効くの?:白い食材には体をうるおす働きがあるものが多く、
ほてりや乾燥をやさしく和らげてくれます。更年期世代のゆらぎにも良いですね。
👉 [陰虚タイプの食べ物リストはこちら(準備中)]
⑥ 水滞タイプ|余分な「水」を出す食べ物
水はけが悪く、むくみや重だるさが出るタイプ。水はけを良くする食材ですっきりと。
- おすすめ食材:ハトムギ・とうもろこし(ひげ茶)・小豆・わかめ・冬瓜・大豆
- なぜ効くの?:これらは体にたまった余分な水分を外に出す働きがある食材です。梅雨や夕方のむくみにも良いです。
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気血水の複数タイプに当てはまるときは?
「1つに絞れない…」「3つも当てはまった!」
そんな方も、まったく心配いりません^^
実は、複数のタイプが混ざるのはとてもよくあることなんです。
たとえば「気虚+水滞(疲れやすくてむくむ)」や
「血虚+瘀血(乾燥するし肩こりもある)」など、組み合わせで出る方がむしろ多いくらいです。
そんなときは、以下のような考え方があります。
- 「気虚」から一番最初に手をつける
→気が不足していると血・津液も作れず巡らせられないため - まずは土台(胃腸)を整える
→土台が整っていないと効率よく効果が出せないため - いちばん困っている不調から手をつける
→いちばん治したいものに集中する
体質は季節や体調で変わります。
「今の私はこのタイプが強いな」とゆるく付き合っていけば大丈夫。
70点でOKの気持ちでいきましょう♪
忙しくてもできる!タイプ別セルフケアのコツ

「食材はわかったけど、毎日ちゃんと料理する余裕なんてない…」
わかります。私も2児ママ&正社員ワーママなので、
平日にあれこれ作るのは正直むずかしいです(笑)
だから私がよくやっているのは、
お味噌汁とお茶に、その日必要な食材を足すだけという方法です♪
実は私自身、とにかく水はけの悪い「水滞タイプ」になりやすいんです。
梅雨の時期は油断するとすぐ体が重だるくなって、ひどいときは手に水疱ができちゃうことも…
そんな私のセルフケアは、とってもシンプル!
- 「体が重いな」と思ったら、お味噌汁にわかめをたっぷり入れる
- 飲み物をハトムギ茶やとうもろこしのひげ茶に変える
これだけです。おうちにあるもので、焦らずに対処できるんですよ^^
昔の私は、テレビで「便秘にはバナナ!」と見れば飛びつき、
毎日ヨーグルトと納豆を食べる…みたいに、「体にいいらしいもの」を手当たり次第に試していました。
でも、体を冷やすバナナを冷え性の人が食べ続けたら、逆効果になることもあるんです。
大事なのは「みんなに効くもの」ではなく「今の自分に合うもの」を選ぶこと。
そのための地図の1つが、この気血津液のタイプ診断なんですね♪
よくある質問(FAQ)
Q. 気血水タイプは、どうやって調べるのが正確ですか?
A. 本来は舌や脈、体全体を見て総合的に判断します。
この記事のセルフチェックは「だいたいの傾向」をつかむためのもの。まずは気軽に現在地を知る、くらいの気持ちで使ってくださいね^^
Q. タイプは一生変わらないんですか?
A. いいえ、季節・生活・体調で変わります。
夏は水滞、冬は血虚が出やすい…など、そのときどきで揺れるのが自然です。だから定期的にチェックし直すのがおすすめです。
Q. 何タイプもある場合、食材を全部そろえないとダメ?
A. まったく必要ありません。まずはいちばん困っている不調のタイプから、1食材だけ足せば十分です。
「お味噌汁に1つ入れる」くらいでスタートしましょう◎!
Q. 薬膳って特別な食材が必要で、お金がかかりそう…
A. スーパーの普通の食材でできます。実は私が薬膳を選んだ理由も「お金をかけずに健康になれるから」でした。
身近な食材で始められるのが薬膳の魅力です♪
気血水タイプのまとめ
今日のポイントを振り返りますね。
- 薬膳では体を「気・血・水」で見て、体質を6タイプに分ける
- まずセルフチェックで自分の現在地を知るのがスタート地点
- タイプがわかれば、スーパーの食材でできる整え方が見えてくる
「みんなに効く食べ物」を探すより、「今の自分に合う食べ物」を選ぶ。
それだけで、毎日のごはんがあなたを整えるものになります♪
完璧じゃなくて大丈夫。まずは1つ、今日のお味噌汁から始めてみてくださいね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございます^^♪
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