小暑の薬膳|夏バテ・胃腸不調を防ぐ!七夕&土用丑の日も楽しむ養生法

2025年は、7月7日 ~ 7月21日が二十四節気の「小暑(しょうしょ)」の時期です。

いよいよ夏が本気を出し始める頃!

気温も湿度もどんどん上がり、身体にとっては試練の季節がやってきますよね。

「暑さに身体がついていかない…」
「なんだか毎日だるい…」

今回は、そんな小暑の時期を元気に乗り切るための
薬膳的養生法をたっぷりお伝えします♪

最後まで読むと、夏バテ対策のポイントやおすすめ食材がわかりますので、ぜひチェックしてくださいね♪

目次

小暑はどんな時期?

梅雨がそろそろ明けて、本格的な夏の到来を感じる頃。
身体がやっと夏モードに切り替わるタイミングでもあります。

  • 気温がグッと上がる
  • 高温多湿で身体に熱がこもりやすい
  • 胃腸が弱りやすい

地表が夏至から少し遅れて温まるように、私たちの身体も遅れて夏の暑さを実感するのだそうです。

だからこそ、今まで以上に 身体の熱を取り除くことが大事

また、暑さによって 五臓の「心」 が弱りやすいので、心を養うことも忘れないでくださいね♪

小暑に起こりやすい不調と対策

小暑の頃は、まさに夏本番への助走期間。

実はこの時期に身体が疲れやすいのは理由があります。

暑さに負けないためにも、早めに対策を始めましょう!

食欲不振や消化不良


小暑は、一年で もっとも胃腸が弱りやすい時期 ともいわれます。

その影響でこんなトラブルも・・

  • 高温多湿でむくみやすい
  • めまいやだるさが出やすい
  • 胃もたれや食欲不振が増える

こういう時こそ、消化にやさしい食事を心がけましょう。

たとえ暑くても、冷たい食事ばかりはNG!
温かい食事を基本にすることで、胃腸の負担を減らせますよ♪

あわせて読みたい
胃腸を弱らせてしまう?薬膳的に避けるべき4つの食事   今日は薬膳の視点から、胃腸を弱める食事についてお話しします♪ 梅雨や夏はジメジメした湿気により、胃腸が弱りやすく食欲がなくなったり胃もたれしやすい季節。...

また、食事の方法だけでなく、胃腸をケアする食材も上手に取り入れましょう♪

おすすめ食材

胃腸をケアする食材

なす、おくら、枝豆、しそ、さやいんげん、モロヘイヤ、味噌、はちみつ、にんじん、じゃがいも、米麹、大豆、ブロッコリーなど

熱中症になりやすい


外はうだるような暑さ。

エアコンはしっかり使うべきですが、冷えすぎには要注意です。

熱中症注意ポイント

  • 室内でも水分補給を忘れずに
  • 汗をかかない室内では水分の摂り過ぎに注意(消化力が下がります)
  • 水だけでなく、フルーツや食事からも水分を補う
  • 身体の水分を保つ食材を積極的に食べる

また食材では、暑くて汗をかいた時は熱を冷ますものや
水分を補うものを積極的に食べてケアしましょう。

おすすめ食材

身体の熱を冷ますもの

トマト、きゅうり、なす、とうもろこし、豆腐、キャベツ、スイカ
ごぼう、れんこん【生】、白菜、ほうれんそう、あさり、レタス・サニーレタスなど

水分補給するもの

トマト、きゅうり、オクラ、スイカ、にんじん、大根、豆腐、れんこん【生】、りんごなど

筋力が低下しやすい

梅雨が長引くと、運動不足になりがちに。

でも小暑の頃は、実は 体力づくりのチャンス なんです!

運動習慣のポイント

  • ストレッチを毎日の習慣に
  • 早朝や夕方の涼しい時間帯に軽い運動
  • 室内でできる簡単な筋トレもおすすめ

無理なく体を動かすことで、夏本番の猛暑にも負けない体をつくれます♪

私は隙間時間にYoutubeでヨガ・エアロビ・ピラティスを
気分に合わせて楽しんでいます^^

炎天下での運動は避けて、涼しい時間帯を選んでくださいね♪

小暑におすすめの食材

小暑を元気に乗り切るためには、やっぱり食材のチョイスが大切!

薬膳的におすすめの食材をご紹介します♪

冬瓜

  • 身体の熱を取る
  • 潤いをチャージ
  • 水分代謝を良くする
  • デトックス
  • 腫物やニキビの改善

身体の余分な熱を取りつつ、水分代謝をアップさせてくれるので、小暑の養生にぴったり。

ただし冷やす力が強いので、身体が冷えやすい人は 生姜 と一緒に煮込んだりスープにすると良いですよ♪

うなぎ


「土用の丑の日」で有名なうなぎは、この時期にぴったりのパワーフード!

  • エネルギーや「気」「血」を補う
  • 体力回復に効果的
  • 血流改善効果

かば焼きは少々重いので、胃腸が弱りがちな人は 山椒 と一緒に食べると胃もたれ防止にもなりますよ♪

あさり

  • 利尿作用でむくみ改善
  • 飲酒時の酔い予防
  • からだの余分な熱をクールダウン
  • 血を補い、五臓「心」を養う

高温多湿でむくみやすい小暑にはぴったりの食材です♪

暑さに弱い五臓の「心」を養うのがいいですね♪^^

小暑の生活のポイント

食事や運動だけでなく、日々のちょっとした工夫で体調が大きく変わります。

お風呂上がりのポイント


夏はお風呂上がりにすぐエアコンや扇風機にあたって、汗を止めたくなりますよね。

でも、実は 汗を出し切ることが大切 なんです。

  • 汗をしっかり出し切る
  • 身体をきれいに拭いてからパジャマに着替える
  • ベタベタ汗がさらっとするまでがポイント!

汗を出し切ることで、身体の水はけも良くなります♪

小暑の時期のイベント

小暑の頃は、日本らしい素敵なイベントが盛りだくさん!

薬膳や中医学と絡めると、さらに楽しめますよ♪

七夕


七夕の短冊に使われる 五色の色 は、中医学の五行説に基づいているのをご存じですか?

短冊の色に込められた意味

  • 青(木):徳を積むこと
  • 赤(火):先祖や親への感謝
  • 黄(土):知人、友人への気持ち
  • 白(金):決めごと、守ること
  • 黒(水):知恵や知識、学業のこと

願いごとに合わせて色を選ぶと、叶いやすいかもしれませんね。

日常に中医学が潜んでいるなんて面白いですよね♪

土用の丑の日

「う」のつく食べ物を食べると良いと言われる土用の丑の日。

  • うり
  • うなぎ
  • うどん
  • 烏骨鶏 など

また、胃腸が弱りやすいこの時期は 血が不足しがち なので、精のつくものや血を補う食材を意識して摂りましょう!

おすすめ食材

鰻、肉や魚、クコの実、なつめ、ひじき、ほうれん草 など

さいごに

今回は、小暑の過ごし方について薬膳の視点でたっぷりお話しました。

小暑 のポイントをおさらいすると…

  • 小暑は梅雨明けから本格的な夏への移行期
  • 胃腸が弱りやすく、熱がこもりやすいので注意
  • 冬瓜やうなぎ、あさりなどの食材で養生を
  • 運動や生活習慣で体力維持を意識
  • 七夕や土用の丑の日も薬膳と関わりが深い

これからますます暑さが厳しくなる季節。

小暑 の養生を取り入れて、元気いっぱいに夏を迎えましょうね!

ご案内

やさしく始める!おうち薬膳メルマガ(無料3大特典有り)

「薬膳って難しそう…」そんな方にぴったりのメルマガ、はじめました!

  • 季節の食材&薬膳レシピBOOK
  • 我が家の手作り調味料レシピBOOK
  • おうちで薬膳をはじめる5STEPメール講座

が無料で届きます♪登録は1分で完了!今すぐチェック▶︎こちら

 

知識ゼロからの薬膳Life実践サポート講座

この講座は、初心者向けに設計した「おうちで薬膳を実践できるまで」をサポートする講座です。
私自身、薬膳を生活に取り入れるまでに多くの費用と時間がかかりました。
「薬膳をもっと身近に、もっと気軽に学べる環境があればいいのに」と強く思った経験から、当時の私が、こんな講座あったらよかったな・・と思ったものをぎゅっと詰め込みました♪

こんな方におすすめです!

  • 子どもや家族の健康を守りたいけど何から始めればいいかわからない…
  • 内面から美しさと健康を手に入れたい
  • 薬膳に興味はあるけど難しそう…
  • 年を重ねても健康でいたい
  • 大切な家族の健康を守りたい
  • 決まった時間に受講するのが難しい…。
  • 自分のペースで学べる方法があればいいのに…。

そんなお悩みを解決するのが、「薬膳Life実践サポート講座」 です!

詳細をご覧いただいた方全員に無料特別プレゼント(動画講座)をご用意しています♪
どんな講座なの?というのを、まずはご覧ください♪

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次