2024年小暑(しょうしょ)はいつ？過ごし方と薬膳についてまとめ【夏の養生・おすすめ食材】

こんにちは✨
【愛知県西尾市（西三河）またはオンライン】

３０歳から始める薬膳教室
健康ごはんとおやつの料理教室

菜美～saimi green kitchen～のサキです♪

二十四節気では、小暑(しょうしょ)と呼ばれる時期は
2024年は7月6日〜7月21日になります。

• どんな時期？
• どんな過ごし方が健康にいいの？
• 薬膳的なおすすめ食材は？

などを下記にまとめました。

小暑(しょうしょ)はどんな時期？

小暑は、梅雨が明けて本格的な夏の始まりを感じる頃。
この時期から気温が一段と上がり、身体への負担が大きくなります。

• 暑さがピークに向かう
• 身体もやっと夏の状態に
• 高温多湿で身体に熱がこもりやすい
• 胃腸が弱りやすい季節

実は、地表が温まるのも夏至から少し遅れます。
だから今頃から夏を本格的に感じるんですね。

また、暑さにより五臓「心」も弱りやすいので
「心」を養うことも引き続き重要な時期になります。

不調と過ごし方・食材

夏の暑さでダメージを受けた身体が息切れし始める時期・・。
この時期に身体に熱がこもっていると、潤いが足りなくなってしまい
秋に不調がでやすくなってきます。（熱や呼吸器トラブル）

しっかりと養生しましょう♪

①食欲不振や消化不良

この時期は、本格的な暑さと高温多湿・季節の変わり目も差し掛かり、
一年で一番胃腸が弱りやすい時期です。

高温多湿でむくみやめまい、だるさも現れてきます。

消化にやさしい食事を心がけましょう。

②熱中症になりやすい

エアコンをしっかり使いましょう。
ただし、冷えすぎにも注意が必要です。

3. 筋力が低下しやすい

梅雨で運動不足になりがちな時期。
これからの猛暑を対応する体力づくりのためにも、運動が絶好のタイミング♪
運動していなかった方は、少しずつ体を動かすことが大切です。

季節のおすすめ食材と薬膳的働き

冬瓜

冬瓜の主な働き

• 身体の熱を取る
• 潤いをチャージ
• 水分代謝を良くしてくれる
• デトックス
• 腫物やニキビの改善

身体の熱を取り去ってくれて水分代謝をUPさせてくれる冬瓜はこの時期おすすめ。
ただし、冷やす力が強いので冷える方は生姜などと一緒にとると◎です♪

うなぎ

うなぎの主な働き

• エネルギー、気、血を補ってくれる
• 体力回復に効果的
• 血流改善効果もある

かば焼きは胃もたれしやすいので、山椒と一緒に食べると消化促進にも◎です♪

あさり

あさりの主な働き

• 利尿作用があり、むくみ改善に
• 飲酒時の酔い予防にも

生活面のポイント

お風呂上りのポイント

汗をかくのでエアコンや扇風機をあてて汗を抑える場合も多いですが
実は、汗を出し切ることが大切。

汗を出し切った後、身体を拭いてからパジャマに着替えましょう♪

からだの水はけをよくすることに繋がるそうですよ♪

イベント（七夕）

七夕

五色の短冊は中医学の五行説に基づいているそうです！

• 青（木）：徳を積むこと
• 赤（火）：先祖や親への感謝
• 黄（土）：知人、友人への気持ち
• 白（金）：決めごと、守ること
• 黒（水）：知恵や知識、学業のこと

願い事に合わせて色を選んでみると、叶いやすいかもしれないですね♪

土用の丑の日

「う」のつく食べ物がおすすめと言われています。

• うり、うなぎ、うどん、烏骨鶏など

また、胃腸が弱りやすいこの時期は、血も不足しがちになるので
精の付く食材や、血を補う食材も取るといいとされています。

さいごに

小暑の時期は「養心」、つまり心を養い、気（エネルギー）を補充する大切な時期です。
暑さに負けず、心身ともに健やかに過ごしましょう！

東洋医学では、自然に寄り添う暮らしが最高の健康法だといわれています。

なんとなく過ごすよりも、
いまはこんな時期だからこういう過ごし方がいいと知っているだけで身体は整っていきます。

そして、次の季節を快適にすごすための昔からの知恵でもあります♩♩

豊かなくらしの参考になればと思います。

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