
「あれ、なんかゾクッとする・・・」
「なんか風邪ひきそうかも・・・」
秋が深まってくると、そんな瞬間がありませんか?
でも忙しいと「まだ大丈夫」って、つい放っておきがちですよね^^;
実はそのゾクッは、「風邪ひくよ!」っていう体からのサインかもしれません。
そこで今日は、薬膳インストラクターの私が、秋になるとよく作る長芋とねぎのふんわり養生スープをご紹介します♪
ねぎを切って、長芋をすりおろして煮るだけ^^
作り方と一緒に、このスープが向く人・控えたほうがいい人も書きますね。
「作り方を覚えること」より大事な話も、最後に少しだけさせてください♪
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今日の薬膳レシピ:長芋とねぎのふんわり養生スープ(風邪のひきはじめに◎)
くたくたに煮た長ネギと、ふんわり固まる長芋のやさしいスープです。
だし汁と醤油、ごま油だけで味が決まるので、忙しい日でもすぐ作れます。
ゾクッと寒気がする日、秋の風邪予防をしたい日におすすめです。

材料(2〜3人分)
- だし汁…500ml(わが家は水+出汁パック)
- 長ネギ…1本
- 長芋のすりおろし…約200g
- 醤油…大さじ1
- ごま油…大さじ1/2
- 白ごま…適量
作り方(調理時間:約15分)
- 長ネギを輪切りにする
- 鍋にだし汁と長ネギを入れて火にかける
- 沸騰したら長芋のすりおろしを入れ、弱火で10分煮る
- 醤油とごま油で味をととのえる
- 器に盛り、白ごまをかけたら完成
煮ている間は触らなくてOK。長芋がふんわり固まってきます^^
かつおだし(出汁はこれ!)
何年もこの出汁を使っていますが、手軽に出汁が摂れるのに無添加で魚と塩だけなので安心安全!
我が家は100均一の無漂白出汁パックに粉を入れて、出汁を取っています^^
お味噌汁にも合います◎
ふんわり仕上げるコツ
長芋は、沸騰してから入れるのがポイントです。
入れたあとはぐるぐる混ぜずに、弱火でそっと煮ると、ふわっとしたかたまりになりますよ。
長芋をすりおろすとき、手がかゆくなりやすい方は、皮をむいた部分にキッチンペーパーを巻いて持つと楽です。
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長芋とねぎの養生スープはこんな人におすすめ
- ゾクッと寒気がする、風邪のひきはじめの方
…長ネギが体を温めて、入ってきた風邪のもとを外へ追い出すのを助けてくれると考えられています - 季節の変わり目に風邪をひきやすい方
…長芋が胃腸と呼吸まわりを元気にして、体のバリアの土台づくりをサポートしてくれます - 疲れていて、食欲もいまひとつの方
…やわらかく煮えたスープなので、胃腸にやさしく食べやすいです - 忙しくて、手のこんだ料理は作れない日
…切って、すりおろして、煮るだけ。15分ほどで完成します^^
長芋とねぎの養生スープを控えた方が良い人
このスープは、長ネギの「温める力」が主役です。
だからこそ、体の状態によっては合わないこともあるんです。
- 熱が高いとき
…体にすでに熱がこもっているので、温める力がかえって負担になることがあります - 喉が赤く腫れて痛いとき・高熱のとき・インフルエンザの時
…薬膳では「熱タイプの風邪」と考えます。
この場合はねぎを控えめにして、大根や梨など体の熱をしずめる食材のほうが向いています - 汗がたくさん出ているとき
…長ネギは汗をかかせて追い出す働きがあるので、すでに汗が多いときは量を控えめにしてくださいね
同じ「風邪っぽいな」でも、ゾクッと寒いのか、熱っぽいのかで、合う食材は変わってきます。
体調がつらいときや長引くときは、ムリせず病院にかかってくださいね。
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なぜ長ネギと長芋が風邪のひきはじめに良いの?薬膳から見た効能
薬膳では、風邪のもとを「邪気(じゃき)」と呼びます。
体の外から入ってくる、悪いお客さんのようなイメージです。
まだ体の表面にいるうちに追い出せば、こじらせにくいと考えられています。
| 食材 | 体を温める/冷やす | 薬膳的な働き |
|---|---|---|
| 長ネギ | 温める | 汗をかかせて邪気を追い出す、寒気をやわらげる |
| 長芋 | おだやか | 元気(気)を補う、胃腸・呼吸まわりを助ける・腎を補う |
| 白ごま | おだやか | うるおす、秋の乾燥をケアする |
| ごま油 | 温める | うるおす、腸の動きを助ける |
長ネギは、風邪のひきはじめにうれしい食材です。
薬膳で長ネギが頼られる理由は、大きく3つあります。
- 入ってきた風邪のもとを、汗と一緒に外へ追い出す
- 体を温めて、ゾクッとした寒気をやわらげる
- 体にたまった悪いものの排出を助ける
そこに合わせた長芋は、胃腸を元気にして、体のバリアの土台をつくってくれる食材と言われています。
「追い出す」ねぎと「守りを固める」長芋で、風邪予防にもちょうどいい組み合わせなんです♪
実は私、昔は月1で風邪をひくほど弱い人でした(笑)
こじらせてから頑張るより、「ゾクッ」の段階で温かいものを食べて早く寝る。
これを意識するようになってから、寝込むほどこじらせることが減りましたよ^^
同じ秋の養生スープは、こちらの記事でも紹介しています。
>れんこんポタージュの薬膳レシピを見る

飽きずに続く♪ 長芋とねぎのスープのアレンジ・応用
生姜を足すと、さらに頼もしいスープになります。
入れるタイミングで、働きが少し変わるのがおもしろいところです。
- 「風邪ひきそう!」なとき…最後に生のすりおろし生姜を入れる。発散する力が高まります
- ふだんの風邪予防に…最初から生姜を入れて一緒に煮込む。胃腸を温めるケアになります
ほかにも、こんなアレンジがおすすめです。
- 卵を落とす…長芋のあとに溶き卵を回し入れると、ふわふわ感が増して食べごたえも出ます
- ごはんを入れて雑炊に…食欲がない日や、子どもの朝ごはんにもぴったりです
保存は冷蔵で翌日までを目安に。長芋がかたまりやすいので、温め直すときは少し水を足してくださいね。
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長芋とねぎの養生スープ よくある質問(FAQ)
- 山芋や大和芋でも作れますか?
-
作れます。大和芋は粘りが強いので、よりもっちりした食感になります。薬膳ではどれも胃腸を助ける仲間と考えられていますよ。
- 長ネギの青い部分も使っていいですか?
-
使えます。白い部分のほうが温める力が強いと言われていますが、青い部分も一緒に入れてOKです。
- 子どもも食べられますか?
-
食べられます。ごま油と醤油のやさしい味なので、わが家でも食べやすいスープです。
生姜を入れるときは、子どもの分を取り分けてから足してくださいね。 - 毎日飲んでもいいですか?
-
秋冬の風邪予防なら、毎日でも大丈夫です。
ただ、暑がりで体に熱がこもりやすい方、更年期症状のある方は、ねぎの量を少なめにしてみてください。
風邪のひきはじめに薬膳レシピ「長芋とねぎの養生スープ」まとめ
今日の記事のまとめ
- 長芋とねぎのスープは、だし汁でねぎを煮て、すりおろした長芋を入れるだけ。約15分で完成します^^
- 長ネギは温めて風邪のもとを追い出す、長芋は体のバリアの土台をつくる、相性のいい組み合わせです
- ゾクッと寒い風邪のひきはじめ向き。熱が高いときや喉が赤く痛むときは控えめに
ゾクッとしたら、「まだ大丈夫」の前にあったかい1杯を。
全部そろわなくても、今日は「ねぎを多めに入れてみようかな」で大丈夫です。
まずは1品から。70点でOKです♪
レシピを”覚える”より、”選ぶ力”を
ここまで読んで、こう思いませんでしたか?
「同じ食材でも、合う人と合わない人がいるんだ…」
そうなんです。薬膳でいちばん大切なのは、レシピを丸暗記することではなく、
その日の自分の体と季節に合わせて、食材を”選べる”ようになること♪
選ぶ力が身につけば、特別な食材やレシピがなくても、
いつものスーパーのお買い物で、あなたと家族にぴったりの一皿が作れるようになりますよ♪
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